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【検索用 すっとまってる 登録タグ 2022年 CeVIO す 北澤ゆうり 可不 曲 曲さ 水野あつ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 作詞:水野あつ 作曲:水野あつ 編曲:水野あつ イラスト:北澤ゆうり(Twitter) 唄:可不 曲紹介 - 100年後もその先も - 曲名:『ずっと待ってる』(ずっとまってる) 水野あつ氏による可不オリジナル曲。 歌詞 (YouTube概要欄より転載) 君の居る毎日が幸せなんだな いろんな場所を辿った そんなそんな毎日が 病室の窓に映った桜を見ていた 今年もきっと二人で見れると思うんだ 不安定の連続で歩んできたね それでもきっとなんだかんだ 乗り越えれると信じてる 世界で一番大切な人 明日はきっと明日は 君が戻ってくるかな ベッドの横で見つめてた 眠っている君 ふとした瞬間に また話せそうな気がして 桜の花が散ってから半年経ったけど いつまでもいつまでも 君のそばにいるよ いつも君の声聞いて いつも君の顔を見て もうね、会えないと分かっても ずっと待ってる 見渡す限り一面の花 僕たちを包んでいる これからも二人きり 永遠に宙を舞い続けてる 手を握って離さない 100年後もその先も
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9月16日(日) なぜ2種類作るのか? 夕飯の買い物をしていてもコレといって食べたいものはなく、作る気力もあまりなかったのに... 出来上がったのがコレ!塩麹ポークソテーとミラノ風カツレツ これは一人分なんですよぉ~ なぜ1種類で止めないのか...自分でもよく分かりません 9月8日(土) 相撲初日取組案内 今日は神田神保町の古本屋街から秋葉原までフラフラと出かけてきました。 古本屋街を歩いていると太鼓の音が。。。アレ?お祭りかなぁと音のする方へ。。。 どうやら明日から始まる大相撲九月場所の初日取組の案内で各店をまわっているようでした。 なかなか風情のあるものを見せていただいて、興味深かったです! 9月3日(月) 是非行ってみたいパン屋さん 小田原土産に鯵の干物とうぐいすあんぱんを頂きました! お土産って凄く嬉しいですが、特に地元の人がお薦めしてくれるものって最高ですよね それが、このヤナギヤベーカリーのパンなんですって! 大きさはテニスボールくらいで、皮は薄くもっちりしていて、あんこがたっぷり入っていて ずっしりと重いんです。 パンというより、お饅頭という感じかな。甘さもほど良く、まいう~ すぐネットでどんな種類があるかをチェックし、色々妄想を膨らませ、近くを通る際は是が非でも寄りたいなぁ。。。とワクワク気分になりました -
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676 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 0612-5qOr)[sage] 投稿日:2016/03/25(金) 21 09 35.92 ID /h63dGRm0 脱線してるようなので昔の困話でもしようか 昔俺はオンセサークルに所属していたんだが、熱心に参加要望を送ってくる人がいて、当時キャンペーンをやっていた俺らは何故か その人も加えてキャンペーンを新たに立ち上げよう!と言う流れになってしまった 仲間が見つかって嬉しいとか、そんな理由だったんだと思う ところがこいつが結構な曲者だった ハンドルから取ってEとする Eは自称ウツ病で、何かにつけ「自分、ウツ病なんで」と言って譲歩を引き出そうとする 例えば本人の出目が悪くて一人だけ判定失敗したら「ウツ病なんで一人だけ判定失敗するのは辛いから振り直すね」と言って勝手に振り直しをしようとする 止められたら「でも一人だけ判定失敗なんて、ウツで苦しい。僕にシネって言うのか!」とか言い出すし 余談ではあるけど鬱を「ウツ」とか死を「シ」みたいにカタカナで書く文体が気になったのを覚えている まあとにかく何かあるとウツを盾に自分を優遇しろと喚くんだ しかも最初はまだ丁寧口調のチャットだったのに自分が何人かより年上だと分かると急に馴れ馴れしい口調になったのも気に障った 何セッションか続けたんだけど、集合・開始時間にウツを理由に文句を付け、シナリオ展開も「バッドエンドっぽいとウツが悪化しそう」と言って脅すし 一度「そんなに悪化しそうならTRPGやめた方が良いですよ、ここはあなたに合わないんじゃないですか」と穏便に出ていくよう仕向けたら「ウツでふさぎ込みがちなんでそうやって見捨てられると辛い」と言い出して 同情なのか何なのかGMが色々調整しちゃったもんだから味を占めて居座るという悪循環 おかげでEが来る前は金曜夜集合で土曜朝まで、とかそのまま土曜夜に後編開始して日曜朝まで、という習慣だったのにそれも変えさせられたし 戦闘ガッツリやっていたのにあっさり敵が死ぬようになっちゃうしで散々だった 戦闘については特に、オンセでは時間がかかる「オンセ三倍則」とやらも盾にして敵はPCの見せ場を作ってあっさり死ぬのが良いとか言い張って そこに「ウツなんで夜更かしはあまりしない方が良い」と言うのを持ち出して補強するという事をやっていた セッションの開始時間とかもそんな理由で日中に変えさせられたんだけど、土曜にバイトのシフトが入っていたPLとかは参加しにくくなってしまったしで 土日で1話進むペース配分だったのに進みが遅くなり、さらに毎週できなくなってしまったのもあってテンションも上がり切らないようになってしまった おまけに「自分がウツになった原因」とやらであるブラック企業勤めの時の事を何故か自慢げに話題に何度も出して ブラックっぽい企業にいなかったら社会人として成長しない言う謎の持論を持ち出して「俺君とかはまだ社会経験が浅いみたいだからなw」とか「正社員経験が無いと分からない事なんだけどねw」とかの謎の自慢が大層うざかった セッション中にやんなよって言っても「いやこれはね」とか言って続けるしで常識を疑った そもそも社会人として成長とか言ったって、お前会社辞めた後プーですとか自己紹介してたじゃんって そしたら「実はまだ会社に在籍していて傷病手当もらいながら自宅待機状態なんだよ本当はね」とか言いだすんで、じゃあそんな手当貰えるんならブラックじゃないじゃん、むしろ手当貰って遊んでるって良い身分ですねって思わずタイプしたらその場で落ちて 後日「俺君に酷い事言われて人格否定までされたんで辛すぎる、彼がこのサークルにいるとサークルそのものがウツ病患者を馬鹿にする集団になってしまうので彼を追い出してください」とか厚顔無恥な事が伝言板に書いてあって さすがにあんまりだったんでEの方を追い出す事になったんだが、置き土産に「サークルの問題点」とか「GMのシナリオの問題点を分析してみた」と言って かなりのダメ出しを延々と掲示板に書き連ねて、しっかりと置き土産でダメージを残してくれた それ以来俺も仲間も自称ウツ病がホントダメになった このスレ知った今だと俺らの対応もザル過ぎるんだけどね 677 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 7bfe-tcWT)[sage] 投稿日:2016/03/25(金) 21 39 34.83 ID oEMt5M8J0 676 乙 上にあった性差別~もそうだけど、こういう奴らのせいで本当に辛い奴が余計苦しむかと思うと殺意覚えるな 678 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW 1c5b-ZcPW)[sage] 投稿日:2016/03/25(金) 21 42 16.30 ID ie/arohq0 乙 ぶっちゃけ言いづらいだろうが「そうか、鬱で死ね」で終わりにすべき相手だったな… 679 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイW ba66-tcWT)[sage] 投稿日:2016/03/25(金) 21 43 41.32 ID 7RItvpgT0 676 乙 鬱系の病気で苦しんでた身内が居る立場から言わせてもらうとそいつ絶対鬱じゃねえ 鬱って言っとけば好き勝手しても許されると思って詐称してただけのクズだ 680 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 0172-Pg2x)[sage] 投稿日:2016/03/25(金) 22 07 03.75 ID OitzM7IH0 [2/2] 鬱だから 「理屈と膏薬はどこにでもつく」って奴だな。 681 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 9191-vHhq)[sage] 投稿日:2016/03/25(金) 22 33 26.82 ID f4R6outA0 乙、本当に死ねばよかったのになと思った きっと他のところいっては荒らすってのを延々繰り返してんだろうな 682 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 98c9-vHhq)[sage] 投稿日:2016/03/25(金) 22 51 26.13 ID p66d3Puf0 原因から離れてる間だけ改善する新型鬱ですら理解されがたいというのに、 そういうファッションウツ野郎はむごたらしくコロげまわされて欲しい 683 名前:ゲーム好き名無しさん (スプー Sd28-+7Nj)[sage] 投稿日:2016/03/25(金) 22 57 13.54 ID h/fzqGKvd [2/2] カタカナで言ってるってことは、実は鬱病じゃなくて虚病とか空病だったりして。 684 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 5b3c-vHhq)[sage] 投稿日:2016/03/26(土) 00 36 59.96 ID HUgd1plJ0 [1/2] 676 報告乙 前も類似報告で書いたが、うつ病は真面目で責任感の強い人がなりやすいんで うつ病を理由に甘えてくるその困は、たぶん本当はうつ病じゃないな 俺は本気でうつ病が厳しくて死にそうなときに、TRPGで遊んでリフレッシュしてたんで 許し難いわー 690 名前:ゲーム好き名無しさん (ワッチョイ 517b-vHhq)[sage] 投稿日:2016/03/26(土) 02 36 32.65 ID BhsktcRn0 TRPG仲間はかーちゃんでも療法士でもないんで 先にTPRG外で友人付き合いがあってそこからTRPGに入ってくるならともかく TRPGをきっかけに交流始める段階の人間から地雷持ってますとか言われるとそのなんだ、重い 691 名前:ゲーム好き名無しさん (スプー Sd28-tcWT)[sage] 投稿日:2016/03/26(土) 02 47 16.66 ID 7WJZTaygd その例えの場合、シナリオで借金の話題が出た時に「ごめん、それ昔のトラウマ刺激する内容で気分よく遊べそうにないから今回は見遅らせてくれ」と言えるならなんの問題もない そうじゃなくてシナリオ変えろとか配慮しろとか言う奴はその時点で個人的ブラックリスト入り 物凄く口悪く言うけど、わざわざお前の為にシナリオ変える義理はないしその用意もない、お前のトラウマなんざ知らんがなとしか思えない 常に顔色を伺えとまでは言わないけど、友人だろうと相手をたてる事をせずに迷惑になるだろうことだけをお願いしてくる奴とはいい関係なんざ築けないし、そういう奴は高確率で困になる スレ434
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羽生蛇村 入り口付近 PM23 54 49 真鍋和 ─────────── ギリギリの終電に飛び乗った甲斐あって何とか今日中にたどり着けそうだ。繋がる可能性が一番高そうなのは異聞にあったサイレンが鳴る時間帯。6時12時18時0時だろう。 元々万に一つに賭けた可能性だが少しでも上げておきたい。 和「ギターって結構重いのね…」 背中に背負った唯のギターのせいでだいぶ体力を消耗させられた。唯にあったらいっぱい文句を言ってやろう。 真っ暗闇の静寂の中、私の足音だけが周りを支配する。風に揺れる葉の音はまるで私を拒むかのように叫びをあげている。 ようやく入り口にたどり着こうと言うところで、不気味に浮かび上がる人型のシルエットを眼孔が捉えた。 和「誰か……いる」 私が言えた義理じゃないがこんな時間にこんな山奥にいる人など正気の沙汰ではないだろう。 私は警戒心を強め、ゆっくりと近づき……、声をかけた。 和「あ、あの…」 「和先輩……こっちにいたんですね。良かった」 和「あなたは確か……」 純「梓と憂の同級生の鈴木純です。ここにいるってことは先輩も皆さんを助けに来たんですね…」 和「こっちとかあっちとか…詳しく説明してくれるかしら? 鈴木さん」 純「純でいいですよ。ただ時間がないですから、詳しい話はあっちでしましょう」 和「あっちって…」 純「簡単に言えば異界……ですか」 和「それじゃやっぱり唯達は!!!」 純「先輩、時間がありません。この柵を登ってください」 そう言うと純は簡易的に置かれたであろう鉄の柵をよじ登った。幸い高さは全くなく、ただここから先は立ち入り禁止という目印だけに置かれたのだろう。私も後に続き鉄の柵を登り、上に立つ。 純「先に言っておきます。行きはよいよい帰りは怖いです」 和「?」 純「一度入ったら最後、抜けるのは奇跡でも起きない限り不可能ってことです。その覚悟は先輩にありますか?」 和「……あなたにはあるの?」 純「質問を質問で返さないでよ~」 和「そうね、ごめんなさい」 純「って梓によく言われました」 和「……そう」 純「わたしにはあります。その覚悟。絶対に助け出してみせる……梓が私を助け出してくれたみたいに」 和「……じゃあ行きましょうか」 純「聞かないんですか?」 和「詳しくはあっちで……でしょう?」 覚悟なんてとっくに出来ている。あの日みんなを失った日から……! 純「……はいっ!」 腕時計に目を落とす純。 純「00 00 00になったと同時に飛び込んでください! いいですか?」 和「わかったわ!」 5.4.3.2.1... 00 00 00時になったと同時に柵の上から飛び出した。 唯、みんな……待っててね。 今迎えに行くから。 その瞬間世界は暗転し、耳をツン裂くようなサイレンの音が体を駆け巡った。 ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ────── ??? ??? 第三日 AM00 00 01 平沢憂 ──────────── 和ちゃん…来てくれたんだ。和ちゃんならきっと来てくれると思ってた。 お姉ちゃんを……助けてあげて。 お願い…… 私に出来るのはもう……ここまでみたいだから……。 羽生蛇村 第三日 AM00 15 15 山中さわ子 ──────────── さわ子「ここは……羽生蛇村!?」 気づけばいつの間にかアスファルトは土に、ビルや家は木や森に変わっていた。 さわ子「ついにここまで来た……ここまで来たんだわ!」 逸る気持ちを抑え、冷静に分析する。 さわ子「宇理炎がない状態じゃ死に損ね……。先回りしてどちらかが持って来てくれるのを待つとしましょう」 そう言い、屍人の巣を目指す。 さわ子「頑張ってね、唯ちゃん。みんな」 それが最後の教師である山中さわ子の言葉だった。 羽生蛇村 第三日 AM00 30 00 斎藤 終了条件1 琴吹紬を探し出す ──────────── 斎藤「全く……たらい回しとはこのことか」 ま~た戻って来ちまった。まあ慣れ親しんだ土の道が俺には合ってるがな。 斎藤「紬……いるのか」 ドス黒い雲に覆われている空を見上げる。本来なら全く光など入らないであろうはずなのに、不自然に四つぽっかりと穴が開いている。 斎藤「あの時と同じか……急ごう」 斎藤「探すっつってもどこをどう探せばいいのやら」 薄暗い田んぼ畑をただ闇雲に走り回ってみたが、人っ子一人いやしねぇ。 いると言えば……。 「ウヒャヘハッホ~イ」 斎藤「化け物ばかりか」 猟銃を構え、躊躇いなく頭を吹き飛ばす。 斎藤「死にたくても死ねないか」 懐に入っているこいつを使えば楽にしてやれるんだろうが……。 斎藤「悪いな。まだ使うわけにはいかないんでね」 そうしてまた当てのない探し物を捜し始めた。 ── 真っ暗だった。どうしてここにいるかもわからない。どうして生きているのかもわからない。どうして私がりっちゃんを……。 記憶にこびりついた焦げを振り払ってみるが一向に消える気配はない。 もう嫌だ……帰りたい……。みんながいたあの世界に……。希望が溢れていたあの世界に…。 絶望したくない…。 これ以上私を苦しめないで…。 紬「お願い……誰か助けて……」 「何やってるんだよ、お嬢」 紬「その声は……」 斎藤「よっ、やっと見つけた」 紬「斎藤……っ!!!」 紬「来ないでっ!!! まだ殺し足りないの!? あなたって人は!!!」 斎藤「なにいってんだよお嬢。帰ろうぜ、屋敷に」 斎藤から差しのべられた手を紬は容赦なくはらい飛ばす。 斎藤「なっ……」 紬「この化け物!!! なんで……なんで守ってくれなかったの……。そしたらこんな結末にはならなかったのかもしれないのに……」 泣きながら項垂れる紬に対して、斎藤はただ黙って隣に座り込んだ。 紬「……」 斎藤「お前が落ち着くまで隣にいるから。なんかあったら言え」 紬「えっ……」 ぶっきらぼうだがいつもの彼とは全く違ったやり方に紬は目を丸くした。 紬「あなた……ほんとに斎藤なの?」 斎藤「ああ、多分な」 紬「でも……全く雰囲気が…」 斎藤「何言ってんだよ、紬」 紬「!!」 この一言で確信する。あの人に無関心な男が人を馴れなれしく呼び捨てしてくるわけがない。だったら……これは誰? 紬「あっ……ああ……」 頭の中に入ってくる記憶の欠片。何で今まで忘れていたんだろう……そうだ……私は、私達は……ここへ来たことがある。 でも……それでも、私は彼女じゃない。それだけは確か。 紬「ごめんなさい……斎藤。あなたの言っている琴吹紬と……私は違うの」 斎藤「は? 何言ってんだよお嬢。冗談も大概に……」 バァンッ─── 斎藤「伏せろ!!!」 紬「きゃっ」 斎藤が紬を守るように覆い被さる。 斎藤「ちっ! どっからだ!」 暗闇の向こう側から放たれた弾丸、その持ち主を探すように目を見開く。 斎藤「あんたはここにいろ、いいな」 紬「待って!! 斎藤っ!!!」 終了条件2 斎藤を倒す とりあえず紬に流れ弾が当たらないようにその場を走って離れる。 斎藤「オラオラこっちだ!」 後は陽動に猟銃をぶっぱなしておけば…… バァン── 斎藤「っとおっ」 ノックが返ってくるわけよ。にしても究極的に視界が悪い……。敵の位置もわかんねぇし……。 斎藤「さてどうすっかな」 思案にふけこもうとすると、 バァン── バァンッ─── 耳元を鉄の塊が通過する。 斎藤「やろう見えてやがるな……」 どんなテクを使ってるのかは知らないがどうやらこっちの位置はバレバレのようだ。 自分だけ目を瞑ったまま喧嘩をするようなもんか……。 斎藤「おもしれぇ」 1 弾が飛んで来た方へ走り込み、姿を確認したところで猟銃で仕留める 2 弾幕を張り、物陰に隠れながら進み、仕留める 3 男なら特攻あるのみ! 駆け抜けて猟銃で殴りつける ※2 斎藤「さすがに相手が見えないんじゃ突っ込むのは分が悪いか……」 しゃあねぇ、弾幕張ってチマチマ進むか。 物陰に隠れては撃ち、そしてまた安全マージンを確保するのをひたすら繰り返す。 斎藤「……」イライライライラ 斎藤「……追ってもあっちが離れてるからいつまで経っても追い付けねぇな……」 しゃなあない。 1 大和魂見せてやるよ! 2 チマチマ行くか…… ※1 斎藤「大和魂見せてやるよ!!!」 一気に物陰から隠れると畳み掛ける。 多分その先にいると思われる敵目掛けて全力疾走する。 バァンッ── バァンッ─── 斎藤「っと!!!」 ギリギリをかすれて行く銃弾。 斎藤「今お前怖いだろ!!!! 銃に向かってくる人間なんてそうそういねぇもんな!!!」 そう叫んでやる。あっちにわかるかどうかは不明だが狂人は常人を行動だけで喰らう。 その異質な動きが相手を震わせる、ありえないと。 斎藤「捉えた……!!!」 闇の中に浮かぶ人型をついに眼中に捕らえる。 斎藤「っ……と」 二人同時に構える── 斎藤は走りながら── もう一人は止まりながら── 一発目、互いに当たらず。 二発目、相手の攻撃はほぼ直撃コースだったが斎藤の天性の勘で撃たれる僅か0.コンマ何秒に首を振り、それを回避。 斎藤も避けるのに必死だった為に二発目を外してしまう。 決着はリロードの早さによって決まることとなった。 もう一人の斎藤のリロードの早さは律のお墨付きで、人間の速度ではないとまで言われていた。 この勝負どう考えてももう一人の斎藤が勝つ、筈だった。 カチャ── 弾倉を開き、そこに、 斎藤「ぺっ」 さっき口にくわえさせた弾を寸分の狂いなく吐き捨てる。 斎藤が構えた頃にようやく弾を込め終えたと云った感じで顔を上げると、斎藤と視線がぶつかる。 斎藤「おせーよ」 バァンッ──── 終了条件2 達成 ── 紬「……」 斎藤「よっ」 紬「その調子だと勝ったのはあなたの方だったみたいね…羽生蛇村の斎藤さん」 斎藤「勝ち名乗りありがとよ、桜ヶ丘の琴吹紬」 紬「……わかったの?」 斎藤「あぁ。あいつとあんたを見てな。そしてどうして俺があっちに飛ばされりこっちに戻ったりしたのかも大体な」 紬「……多分繋がったのね異界同士が」 斎藤「俺にはよくわからんがそういうことみたいだな」 紬「……あなたの探している琴吹紬は……多分もう……」 斎藤「言うなよ。泣いちまうだろ……」 紬「ごめんなさい……」 斎藤「いけよ、やることがあんだろう。もう一回、次こそは繰り返すなよ……紬お嬢様」 紬「もう助けてくれないの?」 斎藤「二度は助けない主義なんでね、紬以外」 紬「そう。うん……それじゃ行ってくるわね…斎藤」 斎藤「ああ。倅が迷惑かけたな」 闇の中へ消えていく紬をただ黙って見送る斎藤。 斎藤「やることなくなっちまったな」 ドサリとその場に寝転び、星空も見えない夜空を眺める。 斎藤「さようなら、お嬢様」 っと、後一つだけ役割があったな。それまで寝てるとしますか。そうして目を閉じた、何も見えない暗闇が即座に広がった。 14
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●「宇宙人の存在」(はやし浩司がつかんだ、ささやかな証拠) +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ MSN・ニュースサイトに、こんな興味深い記事が載っている。 ノーベル科学賞を受賞した、ポール・クルーグマン氏が、11月10日、自身が担当する米ニューヨークタイムズ紙のレギュラーコラムで、先日ホワイトハウスが宇宙人との接触を否定した発表について、厳しく批判したというのだ。 「Fools」「Fools」と冒頭から冗談か真剣からともかく激しい批判の口調で書き始めている「Space The Final Stimulus」と題して論を展開している。 「宇宙人の存在こそが、次の経済の希望になるということをわかっていないのか」と政府を批判したという(以上、MSNニュース・サイトより)。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ●宇宙人の存在 私は気がつかなかったが、この記事によれば、ホワイトハウスが、宇宙人との接触を否定したらしい。 それについて、ノーベル科学賞を受賞した、ポール・クルーグマン氏が、「バカ、バカ!」と一蹴。 その上で、「宇宙人の存在こそが、次の経済の希望になるということをわかっていないのか」と政府を批判した、というのだ。 ●希望 宇宙人の存在は、たしかに大きな希望である。 恐ろしい宇宙人もいるそうだが、逆説的に考えるなら、そういう宇宙人は少数派。 もし宇宙人がいて、その宇宙人が邪悪で、攻撃的であったとするなら、その宇宙人はとっくの昔に自滅していたはず。 破滅的な兵器も、同時にもっているはず。 その兵器で、自滅していたはず。 宇宙を自由に行き来できるような科学力をもっている宇宙人がいるとするなら、その宇宙人は、同時に、穏やかで平和的。 そうでなければ、……たとえば人間のように半世紀ごとに大きな戦争を繰り返すような宇宙人なら、この宇宙では生きてはいかれない。 とっくの昔に自滅していたはず。 もしそこに宇宙人がいるとするなら、穏やかで平和的。 そういう宇宙人に接触することは、希望以外の何ものでない。 ●宇宙人がいるという証拠 それにしても不思議なのは、なぜこの場に及んでも、アメリカ政府やNASAは、宇宙人の存在を否定するかということ。 もうここまでわかっているのだから、いいかげんに事実を認めたらよい。 繰り返しになるが、私がつかんだ、「ささやかな証拠」をここに再掲載する。 なおここに紹介する「火星上空を飛ぶUFO」について、知人の1人は、「カメラのレンズについたゴミ」と評している。 が、カメラをいじったことのある人なら、みな知っている。 レンズについたゴミは、こんなふうには、写らない。 さらにおかしなことに、その後発表された写真には、このUFOは写っていない。 消されている。 NASAはなぜ、そんな小細工ばかり、繰り返すのか? Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 ●宇宙人はいる!(2011年5月に書いた原稿より) ++++++++++++++++++++ 「はやし浩司」という1人の、小さな人間が住む、 そのまた小さな世界。 その中で、はやし浩司ははやし浩司なりに、 宇宙人の存在を確信した。 それは私の人生の中でも、特筆すべきできごと といってもよい。 「他人を介していない」という意味において、 また私自身が確信できるという意味において、 特筆すべきことできごとといってもよい。 小さな、そのまた小さな証明だが、しかし それ以上の証明が、この私にできるだろうか。 組織力も、調査力もない。 どこまでも小さな私である。 あなたと同じ、小さな人間である。 何はさておき、ここに新聞のコピー(1)と、 火星で撮影された写真(2)を、並べて掲載する。 (1)の記事は、私が2000年11月25日(土)に、 中日新聞に寄稿したエッセーである。 「2000年」という年号に注意しておいてほしい。 (2)の写真は、2003年6月10日に打ち上げられた、 アメリカの火星探査機「スピリット」が、地球に 送ってきた写真である。 スピリットは、2004年1月3日に火星に到達している。 つまりこの写真は、どんなに早くて、2004年1月 3日以後に撮影されたものということになる。 この「2004年」という年号に注意しておいてほしい。 その上で、私自身が描いた新聞上のイラストと、 スピリットが送ってきた写真を見比べてみてほしい。 もし逆、つまり私が描いたイラストがスピリットが 送ってきた写真よりあとということなら、私が スピリットの送ってきた写真を模してイラストを 描いたと疑われてもしかたない。 しかし私のほうが、先に書いている。 2000年の11月である。 スピリットがこの写真を送ってきたのは、少なくとも 2004年1月以後である。 私がスピリットの送ってきた写真を模してイラストを 描いたということは、ありえない! つまりこれが、私という小さな人間の、ささやかな、 実にささやかな「証拠」ということになる。 「宇宙人は存在する」という、ささやかな証拠 ということになる。 +++++++++++++++ (1) img src="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/84/imge35bb262zik5zj.jpeg" width="652" height="846" alt="2000年月1125日発表の原稿" ★2000年、私が発表したコラム ★原稿より(上、写真版の読みづらい人は、どうか下をお読みください。) Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 ●見たぞ、UFO!(中日新聞記事より)(2000年11月) 見たものは見た。巨大なUFO、だ。 ハバが一、二キロはあった。しかも私と女房の二人で、それを見た。 見たことにはまちがいないのだが、何しろ二十五年近くも前のことで「ひょっとしたら…」という迷いはある。が、その後、何回となく女房と確かめあったが、いつも結論は同じ。「まちがいなく、あれはUFOだった」。 その夜、私たちは、いつものようにアパートの近くを散歩していた。時刻は真夜中の一二時を過ぎていた。そのときだ。何の気なしに空を見あげると、淡いだいだい色の丸いものが、並んで飛んでいるのがわかった。私は最初、それをヨタカか何かの鳥が並んで飛んでいるのだと思った。 そう思って、その数をゆっくりと数えはじめた。 あとで聞くと女房も同じことをしていたという。が、それを五、六個まで数えたとき、私は背筋が凍りつくのを覚えた。 その丸いものを囲むように、夜空よりさらに黒い「く」の字型の物体がそこに現われたからだ。 私がヨタカだと思ったのは、その物体の窓らしきものだった。 「ああ」と声を出すと、その物体は突然速度をあげ、反対の方向に、音もなく飛び去っていった。 翌朝一番に浜松の航空自衛隊に電話をした。 その物体が基地のほうから飛んできたからだ。が、どの部署に電話をかけても「そういう報告はありません」と。 もちろん私もそれがUFOとは思っていなかった。 私の知っていたUFOは、いわゆるアダムスキー型のもので、UFOに、まさかそれほどまでに巨大なものがあるとは思ってもみなかった。 が、このことを矢追純一氏(UFO研究家)に話すと、矢追氏は袋いっぱいのUFOの写真を届けてくれた。 当時私はアルバイトで、日本テレビの「11PM」という番組の企画を手伝っていた。 矢追氏はその番組のディレクターをしていた。 あのユリ・ゲラーを日本へ連れてきた人でもある。 私と女房はその中の一枚の写真に釘づけになった。私たちが見たのと、まったく同じ形のUFOがあったからだ。 宇宙人がいるかいないかということになれば、私はいると思う。 人間だけが宇宙の生物と考えるのは、人間だけが地球上の生物と考えるくらい、おかしなことだ。 そしてその宇宙人(多分、そうなのだろうが…)が、UFOに乗って地球へやってきてもおかしくはない。 もしあの夜見たものが、目の錯覚だとか、飛行機の見まちがいだとか言う人がいたら、私はその人と闘う。 闘っても意味がないが、闘う。私はウソを書いてまで、このコラム欄を汚したくないし、第一ウソということになれば、私は女房の信頼を失うことになる。 ……とまあ、教育コラムの中で、とんでもないことを書いてしまった。 この話をすると、「君は教育評論家を名乗っているのだから、そういう話はしないほうがよい。君の資質が疑われる」と言う人もいる。 しかし私はそういうふうにワクで判断されるのが、好きではない。文を書くといっても、教育評論だけではない。 小説もエッセイも実用書も書く。ノンフィクションも得意な分野だ。東洋医学に関する本も三冊書いたし、宗教論に関する本も五冊書いた。うち四冊は中国語にも翻訳されている。 そんなわけで私は、いつも「教育」というカベを超えた教育論を考えている。 たとえばこの世界では、UFOについて語るのはタブーになっている。だからこそあえて、私はそれについて書いてみた。 Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 img src="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/85/imgecf17303zik8zj.jpeg" width="682" height="653" alt="イラスト拡大図(2000年11月の記事より)" ★コラムの中のイラストの拡大図 img src="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/66/img61c597d8zik2zj.jpeg" width="1023" height="1023" alt="d88cbd81.jpg" ★火星探査機「スピリット」が送ってきた、火星上空を浮遊するUFO(2004年) img src="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/65/img62d89929zikczj.jpeg" width="480" height="640" alt="●火星上のUFO.jpg" ★(UFOの拡大写真) img src="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/86/img4e55c54czikbzj.jpeg" width="874" height="980" alt="2004年に火星探査機「スピリット」によって撮影された火星上空のUFO" ★別の本に紹介された、火星上空のUFO(「世界のUFO現象」(学研)) ●宇宙人は、確かにいる! 私はあの夜のことを忘れない。 あの夜、私とワイフは、UFOを見た。 が、当初、私は、それをUFOとは思わなかった。 私が聞いていたUFOは、円盤形のものをいう。 「く」の字型(ブーメラン型)のUFOなど、知るよしもなかった。 しかも、巨大だった。 天空をぐいと横切るほど、巨大だった。 新聞記事の中では、1、2キロと書いたが、実際のところ、よくわからない。 それよりも大きかったかもしれない。 あるいは小さかったかもしれない。 が、飛行機とは比較にならないほど、巨大だった。 あの夜見たものを、もう一度、整理しておきたい。 (1)窓 私もワイフも窓らしきものを目撃している。 大きな丸い窓(?)で、よく見ないとわからないほど、淡い橙色のものだった。 私はそれはジグザグに並んでいたように思うが、ワイフは、一直線だったと言っている。 (2)黒いシルエット 私は黒いシルエット(輪郭)を見ているが、ワイフはよく覚えていないという。 最初はそのシルエットは見えなかった。 少しずつ黒くなって、真上にきたとき、黒いシルエットとなった。 黒いシルエットが、その背景の夜空よりも黒く、夜空に浮かびあがった。 月は出ていなかったように記憶している。 私が記憶しているシルエットは、中日新聞紙上で発表したとおりである。 私はその形を忘れないように、当時、何かにメモした記憶がある。 (3)消え方 私が見たそのUFOは、西の方角からゆっくりやってきて、真上に来たとき、突然 スピードをあげ、東の方角へ飛んでいった。 スーッという感じだった。 そのときのこと。 そのUFOは、遠ざかって消えるというよりは、空に溶け込むようにして 消えていった。 大きさは遠ざかるにつれて小さくなったように感じたが、そのまま透明になり、 消えていった。 その先に白い小さな筋雲がいくつかあったように記憶している。 そのUFOは、雲の中に消えたのではない。 (4)自衛隊に電話 その直後、私は電話帳で自衛隊基地の番号を知り、電話をかけた。 何度もかけたように記憶している。 その夜は、ほとんど一睡もせず、朝を待った。 電話がやっとつながったのは、午前8時30分だったように記憶している。 つながった先は、たしか「管制室」だったと思う。 電話口の向こうの男性は、「そういう報告はあがっていません」とだけ、何度も 繰り返した。 私は「そんなはずはない!」と、何度も押し問答を繰り返した。 「あんな大きなものが上空を通過したのに、レーダーに映っていないはずがないだろ!」 と言った記憶がある。 (参考)(豊田ひろし氏のHPより抜粋) 『……火星の表面を移動し、水が存在した証拠を探る米航空宇宙局(NASA)の無人探査車「スピリット」が米太平洋時間3日[2004年1月]午後8時35分(日本時間4日午後1時35分)、火星に着陸、周囲の写真撮影に成功しました。 スピリットは、火星の大気圏に時速1万9000キロ以上の高速で突入。パラシュートとロケット噴射で減速するとともに、24個のエアバッグを膨らませて本体を包み、着陸後バウンドを繰り返した末に無事停止しました。専門家が「地獄のようなもの」と呼ぶ、1400度を超す高温と接地時の激しい衝撃に耐え、探査車は生き残りました。 スピリットは2003年6月10日MER-A 1号機によって打ち上げられ,約7ヶ月弱で火星に到着しました。 スピリットは今後約1週間かけて観測機器の機能を確認。その後約3カ月間、周囲を走り回り、カメラや試料採取装置などを使って岩石や土壌の組成を分析、水の痕跡を探ることで、生命の有無を確かめます。いままでは,すべてモノクロ写真の地上撮影でしたが,今回は地上のカラー写真もはじめて撮影しました』(豊田ひろし氏のHPより)。 Hiroshi Hayashi+++++++May. 2011++++++はやし浩司・林浩司 Hiroshi Hayashi++++++Nov. 2011++++++はやし浩司・林浩司 ●希望論(2000年ごろ書いた原稿より) 希望にせよ、その反対側にある絶望にせよ、おおかたのものは、虚妄である。 『希望とは、めざめている夢なり』(「断片」)と言った、アリストテレス。 『絶望の虚妄なることは、まさに希望と相同じ』(「野草」)と言った、魯迅などがいる。 さらに端的に、『希望は、つねに私たちを欺く、ペテン師である。 『私のばあい、希望をなくしたとき、はじめて幸福がおとずれた』(「格言と反省」)と言った、シャンフォールがいる。 このことは、子どもたちの世界を見ているとわかる。 もう一〇年にもなるだろうか。 「たまごっち」というわけのわからないゲームが、子どもたちの世界で流行した。 その前後に、あのポケモンブームがあり、それが最近では、遊戯王、マジギャザというカードゲームに移り変わってきている。 そういう世界で、子どもたちは、昔も今も、流行に流されるまま、一喜一憂している。 一度私が操作をまちがえて、あの(たまごっち)を殺して(?)しまったことがある。 そのときその女の子(小一)は、狂ったように泣いた。「先生が、殺してしまったア!」と。 つまりその女の子は、(たまごっち)が死んだとき、絶望のどん底に落とされたことになる。 同じように、その反対側に、希望がある。 ある受験塾のパンフレットにはこうある。 「努力は必ず、報われる。希望の星を、君自身の手でつかめ。○×進学塾」と。 こうした世界を総じてながめていると、おとなの世界も、それほど違わないことが、よくわかる。 希望にせよ、絶望にせよ、それはまさに虚妄の世界。 それにまつわる人間たちが、勝手につくりだした虚妄にすぎない。その虚妄にハマり、ときに希望をもったり、ときに絶望したりする。 ……となると、希望とは何か。絶望とは何か。 もう一度、考えなおしてみる必要がある。 キリスト教には、こんな説話がある。あのノアが、大洪水に際して、神にこうたずねる。「神よ、こうして邪悪な人々を滅ぼすくらいなら、どうして最初から、完全な人間をつくらなかったのか」と。 それに対して、神は、こう答える。「人間に希望を与えるため」と。 少し話はそれるが、以前、こんなエッセー(中日新聞掲載済み)を書いたので、ここに転載する。 ++++++++++++++++++++ 子どもに善と悪を教えるとき ●四割の善と四割の悪 社会に四割の善があり、四割の悪があるなら、子どもの世界にも、四割の善があり、四割の悪がある。 子どもの世界は、まさにおとなの世界の縮図。 おとなの世界をなおさないで、子どもの世界だけをよくしようとしても、無理。子どもがはじめて読んだカタカナが、「ホテル」であったり、「ソープ」であったりする(「クレヨンしんちゃん」V1)。 つまり子どもの世界をよくしたいと思ったら、社会そのものと闘う。 時として教育をする者は、子どもにはきびしく、社会には甘くなりやすい。 あるいはそういうワナにハマりやすい。 ある中学校の教師は、部活の試合で自分の生徒が負けたりすると、冬でもその生徒を、プールの中に放り投げていた。 その教師はその教師の信念をもってそうしていたのだろうが、では自分自身に対してはどうなのか。自分に対しては、そこまできびしいのか。 社会に対しては、そこまできびしいのか。 親だってそうだ。子どもに「勉強しろ」と言う親は多い。しかし自分で勉強している親は、少ない。 ________________________________________ ●善悪のハバから生まれる人間のドラマ 話がそれたが、悪があることが悪いと言っているのではない。 人間の世界が、ほかの動物たちのように、特別によい人もいないが、特別に悪い人もいないというような世界になってしまったら、何とつまらないことか。 言いかえると、この善悪のハバこそが、人間の世界を豊かでおもしろいものにしている。 無数のドラマも、そこから生まれる。旧約聖書についても、こんな説話が残っている。 ノアが、「どうして人間のような(不完全な)生き物をつくったのか。 (洪水で滅ぼすくらいなら、最初から、完全な生き物にすればよかったはずだ)」と、神に聞いたときのこと。 神はこう答えている。 「希望を与えるため」と。 もし人間がすべて天使のようになってしまったら、人間はよりよい人間になるという希望をなくしてしまう。 つまり人間は悪いこともするが、努力によってよい人間にもなれる。 神のような人間になることもできる。旧約聖書の中の神は、「それが希望だ」と。 ________________________________________ ●子どもの世界だけの問題ではない 子どもの世界に何か問題を見つけたら、それは子どもの世界だけの問題ではない。 それがわかるかわからないかは、その人の問題意識の深さにもよるが、少なくとも子どもの世界だけをどうこうしようとしても意味がない。 たとえば少し前、援助交際が話題になったが、それが問題ではない。 問題は、そういう環境を見て見ぬふりをしているあなた自身にある。 そうでないというのなら、あなたの仲間や、近隣の人が、そういうところで遊んでいることについて、あなたはどれほどそれと闘っているだろうか。 私の知人の中には五〇歳にもなるというのに、テレクラ通いをしている男がいる。 高校生の娘もいる。 そこで私はある日、その男にこう聞いた。「君の娘が中年の男と援助交際をしていたら、君は許せるか」と。するとその男は笑いながら、こう言った。 「うちの娘は、そういうことはしないよ。うちの娘はまともだからね」と。 私は「相手の男を許せるか」という意味で聞いたのに、その知人は、「援助交際をする女性が悪い」と。 こういうおめでたさが積もり積もって、社会をゆがめる。子どもの世界をゆがめる。 それが問題なのだ。 ________________________________________ ●悪と戦って、はじめて善人 よいことをするから善人になるのではない。 悪いことをしないから、善人というわけでもない。 悪と戦ってはじめて、人は善人になる。 そういう視点をもったとき、あなたの社会を見る目は、大きく変わる。子どもの世界も変わる。(中日新聞投稿済み) ++++++++++++++++++++++ このエッセーの中で、私は「善悪論」について考えた。 その中に、「希望論」を織りまぜた。それはともかくも、旧約聖書の中の神は、「もし人間がすべて天使のようになってしまったら、人間はよりよい人間になるという希望をなくしてしまう。 つまり人間は悪いこともするが、努力によってよい人間にもなれる。 神のような人間になることもできる。それが希望だ」と教えている。 となると、絶望とは、その反対の状態ということになる。キリスト教では、「堕落(だらく)」という言葉を使って、それを説明する。 もちろんこれはキリスト教の立場にそった、希望論であり、絶望論ということになる。 だからほかの世界では、また違った考え方をする。 冒頭に書いた、アリストテレスにせよ、魯迅にせよ、彼らは彼らの立場で、希望論や絶望論を説いた。 が、私は今のところ、どういうわけか、このキリスト教で教える説話にひかれる。 「人間は、努力によって、神のような人間にもなれる。それが希望だ」と。 もちろん私は神を知らないし、神のような人間も知らない。 だからいきなり、「そういう人間になるのが希望だ」と言われても困る。 しかし何となく、この説話は正しいような気がする。 言いかえると、キリスト教でいう希望論や絶望論に立つと、ちまたの世界の希望論や絶望論は、たしかに「虚妄」に思えてくる。 つい先日も、私は生徒たち(小四)にこう言った。授業の前に、遊戯王のカードについて、ワイワイと騒いでいた。 「(遊戯王の)カードなど、何枚集めても、意味ないよ。 強いカードをもっていると、心はハッピーになるかもしれないけど、それは幻想だよ。 幻想にだまされてはいけないよ。 ゲームはゲームだから、それを楽しむのは悪いことではないけど、どこかでしっかりと線を引かないと、時間をムダにすることになるよ。 カードなんかより、自分の時間のほうが、はるかに大切ものだよ。 それだけは、忘れてはいけないよ」と。 まあ、言うだけのことは言ってみた。しかしだからといって、子どもたちの趣味まで否定するのは、正しくない。 もちろん私たちおとなにしても、一方でムダなことをしながら、心を休めたり、癒(いや)したりする。 が、それはあくまでも「趣味」。決して希望ではない。 またそれがかなわないからといって、絶望する必要もない。 大切なことは、どこかで一線を引くこと。 でないと、自分を見失うことになる。時間をムダにすることになる。 Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司 ●ポール・クルーグマン氏(ノーベル科学賞受賞者) ポール・クルーグマン氏について、ウィキペディア百科事典には、つぎのようにある。 『ポール・クルーグマン(Paul Robin Krugman、1953年2月28日)は、アメリカの経済学者、コラムニスト。 現在、プリンストン大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授を兼任。 1991年にジョン・ベーツ・クラーク賞、2004年にアストゥリアス皇太子賞社会科学部門、2008年にはノーベル経済学賞を受賞した。 専門の国際経済学の分野以外でも積極的に発言しており、反ジョージ・W・ブッシュの旗手としても知られる。 また、2008年の民主党大統領候補指名のキャンペーンでヒラリー・クリントン候補のメディケア政策を擁護し、一時的にバラク・オバマ陣営から批判が出たものの、結果的にはメディケアに対してオバマ陣営が当初表明していた共和党寄りの方針を撤回させ、民主党の本流の政策に転換させることに成功している。 ただし、この論争がしこりとなりクルーグマンは民主党の要職から外れることになった』(以上、ウィキペディア百科事典より)と。 ポール・クルーグマン氏については、そういう人であるということがわかった。 MSNニュースにあるように、「ノーベル科学賞」ではなく、「ノーベル経済学賞」。 そう言えば、「ノーベル科学賞」というのは、聞いたことがない。 正しくは「ノーベル経済学賞」。 ともかくも、そういう人の発言であるだけに、たいへん興味深い。 ●宇宙人はいる! 宇宙人論では、私はかなり叩かれた。 事実、教育の世界で宇宙人を口にすると、即、変人扱いを受ける。 (ただし私は教室で、子どもたちに宇宙人の話をしたことはない。念のため。) 「君は教育者を名乗るのだから、そういうことは口にしないほうがいい」と忠告してくれた人もいる。 (私自身は、「教育者」を名乗ったことは、一度もないのだが……。) が、ここに書いたコラムのように、「見たものは、見た!」。 たったそれだけのことだが、この日本では、それすら、自由に言ったり書いたりすることができない。 ……つまり、こうして一歩、一歩、アメリカ政府やNASAを追いつめていく。 彼らは、何かを隠している。 つまり何かを知っている。 それを知るのは、人類全体の「希望」でもある。 (はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 ノア 人間を滅ぼすくらいなら ポール・クルーグマン はやし浩司 火星上空のUFO ブーメラン型UFO) Hiroshi Hayashi++++++Nov. 2011++++++はやし浩司・林浩司
https://w.atwiki.jp/ktom/pages/53.html
作詞・作曲:フナコシP 唄:初音ミク http //www.nicovideo.jp/watch/sm1789851 歌詞 これからもみんなで遊ぼうなんてさ 笑いながら私たち話していたけど 本当は知ってる 分かってること こんな風に過ごせることは二度と無いんだと 何度も歩いた坂道の景色を忘れはできないな 春になればこの道もきっと ひらひら花びら舞うでしょうね その時私たちは誰と何処にいるのでしょう 離れ離れになってても過ごした時間は消えないよね だから軽く手を振って笑顔でさようなら するぜ 新しい友達や新しい彼とか そんな風にいろんなことが増えていくんだね 本当にださくて嫌な制服も今 なんだか愛しいな 春になればそれからはきっと 少しずつ会えなくなるかもね それでも私たちは慣れていかなきゃならないでしょ 留まりたい訳じゃないけどやっぱり寂しくなるからさ だから最後に手を振って笑顔でさようなら するぜ 今も春になれば思いだすよ あの頃のださい自分たちを 大人の階段なんてさ 全然見えてなかったしね 離れ離れになってからみんなはどうしていたのかな いつか機会があるのなら笑顔で会えたらね そうなれるといいよね 名前 コメント
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~という声もなく (というこえもなく) 蛍原徹の珍発言。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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横:権力下にあるということ 2005/ 2/14 6 18 [ No.31088 / 39216] 投稿者 ja2047 この手続が自動的に進行し、これを緊急必要の根拠なく拒むことはできない、というのが国際慣習法の定めるところです。 言葉尻を捕らえるようですが、”国際慣習法”というものは明文規定でない以上、 「定められた」という表現はおかしいでしょう。 「認められた」というのならまだ解るが。 少人数の部隊が、少人数の捕虜について、収容することを嫌ってそのまま殺害するという行為はあちこちで見られたこと自体は否定しません。 それは「そういう話」というのは戦史を読んでいるとたくさん出てくるからですね。 多発したから合法だというもんではないが、そういうケースが多く記録されていることまでは事実でしょうね。 ただ、ここの論点ではないけど「指揮官に伴われていない」ことを理由に拘束した兵士を殺した、という事例を戦史の中で見たことはないですね。 明文化された国際法には記載されていなくても、慣習法として定着していたのであれば、そのような事例がたちどころにいくつか思い浮かばないとおかしいのですよ。 ところが、実例として「指揮官に伴われていない」ことを理由に拘束した兵士を殺した、と言うのは聞いたことがない。 ムカシさんの議論が、もう一つ説得力に欠けるのは、それが 「理路整然と間違っている」ことが誰の目にも明かであるからなのです。 返信 これは メッセージ 31075 mukashiwakakoさんに対する返信です 戻る
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◎「人類」という呼称への疑問 ・『進撃の巨人』の世界の住人は、何度も自分たちの事を「人類」と呼称している。 ・岡田斗司夫氏も指摘している事だが、この呼称には違和感がある。 ◎多用される「人類」 ・1巻第1話「二千年後の君へ」の冒頭で、モーゼス・ブラウンと思われる人物が「顔の見えない巨人(おそらく後の鎧の巨人=ライナー)」に向かって立体機動で斬りかかり、「人類の力を!!思い知れッッ!!」と叫んでいる。 ・『進撃の巨人』は、人を食べる巨人という謎の種族?と。人類という種族全体の生存をかけた戦いという側面もあるので、ここでの「人類」という呼称には違和感はない。 ・しかし、話が進むにつれて徐々に違和感が増してゆく。自分たち全体の事を指す言葉として、「人」や「人間」という言葉が異常なほど使われないのである。 ・逆に、大げさな「人類」と言う言葉は頻繁に使われる。これは何を意味するのか? ◎ジャンの不自然な「人類」 ・この違和感が決定的になるのが、3巻11話「応える」でのジャンのセリフである。 ・エレンが巨人化した事を秘匿するため、守秘義務を課されたジャンは次のようにつぶやく。 「隠し通せるような話じゃねぇ・・・ すぐに人類全体に知れ渡るだろう・・・」 「・・・それまでに人類があればな・・・」 ・「人類がある」という文章はおかしい。なぜジャンはこのような言い方をしているのか? ◎仮説(1) 作中の「人類」は国・土地・星を指す言葉 ・人類は生物だから、普通の日本語では、「・・・それまでに人類がいればな・・・」、あるいは「・・・それまでに人類が生き残っていればな・・・」などと書くのが普通である。 ・なのに「ある」という表現になっているという事は、この「人類」は別の意味ではないだろうか? ・たとえばSF映画で宇宙人と戦う地球人が「地球を舐めるな!」と啖呵を切ったとする。 ・言うまでもなく、地球人は人間(=生物)であって地球(=物体)ではない。 ・しかし、「自分<自分の属するコミュニティ<地球」をなめるな、という意味である事は伝わる。 ・「日本を舐めるな」、「アメリカを舐めるな」と言うのと同じ事だ。 ・『進撃の巨人』での「人類」は、この「地球」や「日本」に当たる言葉ではないだろうか。 ・つまり、人類=壁の中のコミュニティ(国家)、星(地球のような存在)などを指す言葉ではないだろうか。 ◎仮説(2) 作中の「人類」は生物全体を指す言葉 ・もう一つの可能性としては、壁内人類は生物全体を「人類」と呼んでいる場合である。 ・なぜなら、エレンたちは猿を知らないからだ。おそらく鰊(ニシン)も知らないだろう。 ・もしかしたら、壁内では生物の区別がほとんど無くて、馬など一部の動物をのぞいて、全て人類と呼んでいるのではないだろうか? ・あるいは逆に、人種の違いが「生物としての違い」だと考えられているのかもしれない。 ・たとえばウサギもオオカミもラーテルもクジラも、別の生物だが同じ哺乳類である。 ・しかし、2巻第6話「少女が見た世界」で、ミカサを誘拐した男が「昔は人間にも種類があってな」と話している事から、壁内では「”人間”に種類は無い」と考えられている事が分かる。 ・だとすると、壁内人類には「人間(人)」と「別の人型の生物」がいて、それを当然だと考えているのではないか。 ・その手掛かりになるのが、第63話「鎖」でザックレーの「屈辱を与える方法」によって拷問を受ける王政幹部の「お前のその血は奴隷用の血だ・・・」というセリフだ。 ・王政幹部は2つの重要な情報を口にしている。 ・ひとつはザックレーは「奴隷用の血」であり、王政幹部のような「名家の血筋」と違うという事。 ・もうひとつは、「お前はすぐに記憶を失い 排便の仕方すら忘れ――」というセリフである。 ・なのに、ピクシスもエルヴィンも、後半の記憶に関するセリフしか問題にしていない。 ・という事は、前半の「奴隷用の血」というセリフは、壁内ではごく普通の事実、いわゆる常識なのではないだろうか。 ・「壁内には人間の種類はないが、奴隷と名家の違いは存在し、それは生物としての違いだ」と考えられているのではないだろうか。 ・つまり、同じ人型をしているだけの主人用生物(マスター)と奴隷用生物(スレイブ)がいるという事。 ◎エルヴィンの「人よりも・・・人類が尊いのなら・・・」の意味 ・前述の仮説に基づけば、第62話「罪」のエルヴィンの「人よりも・・・人類が尊いのなら・・・」というセリフは、別の意味になる。 人類=国家説「人よりも・・・国家が尊いのなら・・・」 人類=生物全体説「人類の一部である”人”よりも・・・生物全体が尊いのなら・・・」 人類=人型生物全体説「人という一種類の生物よりも・・・人型生物全体が尊いのなら・・・」 ・もう一度最初から『進撃の巨人』を、人類という言葉を「国家」や「生物」に置き換えて読んでみると、新たな発見があるかもしれない。
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プロローグ かつて、戦争があった。その戦いは果てしなく続き、ついには人間が、星が築き上げてきた文明を、世界を呑み込んだ。 多くの人間が命を落とし、かけがえのないものを失った。疲弊し、わずかに生き残った人間たちは地上を捨て、空へと住処を移した。 天空都市。そう名付けられた街を空高く浮かべ、その街で生活を始めた。新たな故郷、新たな世界で、新しい生き方を始めたのだ。 すべての人間たちが協力し、助け合って、人間という種の過ちを精算するために、何年も何年も時間を費やして、血も涙も糧にして、誰もが必死に生きた。 ――だと、いうのに。 人間は過ちを繰り返したのだ。争い、差別、迫害、戦い、戦争を、再び。 群雄割拠の空。世界は再び戦火に包まれたが、人間が空で暮らすようになって以降、初めて誕生した統一王によって、その戦火は消し去られた。 それは空の世界にとって喜ばしいことだった。その王は、多くの人間に愛される良き王だったからだ。世界は平和と安息を取り戻した。 良き王のもとで1つになった世界は、もう1度、この先のことを考え、未来のために歩を進め始めた。これですべては上手くいくはずだった。この平和は永遠のものだと、誰もがそう思った。 ――そう、あの悲劇さえ起こらなければ。 統一王が王都としていた天空都市「キャメロット」が、魔物の群れの襲撃を受けたのだ。多くの命が失われた。統一王もまた、市民を逃がすために戦い、命を落としたのだった。 世界は再び、楔を失った。崩れ落ちる均衡と安息。平和の旗は再び燃え上がる戦火に焼け落ちてゆく。 ――ああ、どうして。人間とは、かくも愚かしい種族だっただろうか? この世界は、誰も彼も万人が己の欲望を満たして人生を謳歌するには狭すぎる。なのに、たった1人の誰かが願いを叶えて精一杯生きていくには広すぎる。 きっとそれは、どうしようもない現実で。それが、この世界というものの本質なのだろう。そして、それに翻弄され続けるのが、この愚かしい人間というやつで。 ――だからこそ。 人間はまた、1度は築き上げた平和を踏み倒し、辿り着いたはずの空は戦場へと姿を変える。 きっとそれすらも、この深い空は呑み込んでしまうのだろうけれど。 天暦255年、現在。空の世界は長い戦いの歴史を終わらせる局面を迎えている。 ハーティア・ウィンズレット率いるウィンズレット王国と、グリーディア・L・メルゼブルクの帝国メルゼブルク。2つの大国による、空の覇権を懸けた戦争が幕を開ける。 そうとも。君たちが躍り出るのはそういう世界だ。さあ、手の内を見せてくれ。最後の戦争を始めよう。 ――この、天空という盤上で。 世界観 地上に生きていた人類が戦争によって住む場所を失い、空へと移住した後の世界。 時代的には近未来に該当し、我々が生きる現実の世界のIF、その延長線上。 存在した国は空の世界には存在せず、これまでの歴史も我々が生きる現実とは異なる部分がある。 空での人間たちの生活スペースは天空都市という空に浮かぶ都市。 各天空都市には現実に存在する(またはしていた)都市の名前がつけられており、その都市の集合体が国という定義となっている。 世界観としては近未来、サイバーパンク、スチームパンクが混ざりあったような世界観である。 国家は後述の2国が現状すべての空を統治しているが、その傘下には複数の国家が存在している。 種族と突然変異 種族については、すべて人間の扱いとなります。 しかし、この世界の人間にはかつての大戦の影響によって突然変異した者たちがいます。 突然変異には様々な事例が見られ、中でも件数が多いのは身体の一部が獣のように変質してしまう事例です。 この場合は広く亜人と呼ばれます。一見して人とは異なる姿形から、以前は差別的な扱いを受けることもありました。 今でこそ世界的に人権の保証が成されていますが、一部小規模なコミュニティでの差別的な雰囲気はやや残っているようです。 また、この例の場合は親から子への遺伝が見られ、変質した部位の能力には個体差が見られます。 例えば、耳がウサギのように変質したからといって、必ずしもウサギと同レベルまで聴力が発達するというわけではありません。 姿形に変化が見られない事例も存在しますが、稀な例を除き、多くの場合は精神や神経に多大な疾患が発生し、死亡します。 上記の事例に肉体の劣化が著しく遅い事例や、本来なら目に見えない紫外線や赤外線を視認できるなどの事例が見られますが、 肉体の急速再生のような、致命傷や難病を即座に回復するような個体や実質的な不死の個体は見られていません。 貴族制度について 世界には現実に存在している公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の5階級が存在するが、意味合いは現実とは異なり、階級に格差は存在しない。 大まかには下記のように分類されるが、これがベターというだけでこの限りではない。 実際に、軍に属している侯爵なども存在する。 公爵 空の世界で国を形成し、政治を行った家 王族、皇族 侯爵 空の世界で建築、酪農、その他生きるために最低限必要なものを作った家 建築家、都市の設計士、畑や家畜の所有者、金融機関に関わる者、交通機関などの各種インフラに関わる者に多い 伯爵 空の世界で軍隊、警察等の治安維持組織、あるいは社会情勢のバランス維持に努めた家 軍隊や民間警察に多い。実際に軍の上層部は伯爵がほとんど 子爵 空の世界の技術発展、魔術研究に着手し、利便性を高めた家 主に軍関係の研究機関、軍の実験部隊などに所属するものが多い 男爵 空の世界での教育、宗教の維持に努めた家 教育者、宗教家 また、爵位は家の単位で、その家の血縁者は全員がその爵位を有するものである。 この爵位は世界共通であり、爵位を有する者は貴族と扱われるが、この世界においての爵位は権威を象徴するものではなく、 役割の肩書きのようなものである。このため、貴族と平民の差や爵位の序列に大した意味はない。